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2018.01.14

2017年12月香港でのプロジェクトリポート

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マウンテンバイキング in 香港!
 
大雪のシーズンでまだまだ沢山雪がありますが、だんだん春めいてきたニセコエリア。雪解けと共に始まるMTBシーズンも楽しみですね!
#nisekonineでは今シーズンも新しいトレイルの造成やスクール/イベントの開催など色々と準備中です。
 
 
さて今回は12月にトレイルビルドの仕事で香港に行った際のレポートを書きたいと思います。
みなさんがお持ちの香港のイメージってどんなでしょう?きらびやかな都会、海辺にそびえ立つ高層ビル群、忙しい街並みといったところでしょうか?ところが実は香港の国土(?)のうち人が住んでいるのは約25%にしか過ぎず残りの75%は自然です。そして海に浮かぶ漁港のある小島や街からほど近い山々は政府の機関であるAFCD(日本で言う農水省と環境省の合わさったようなものでしょうか)が管理する自然公園になっています。今回メインでプロジェクトに関わったタイモーシャンという山にあるタイラムカントリーパーク(自然公園)にはたくさんのトレイル/ハイキングコースがあり滞在した12月は気候もすごしやすく紅葉も観れる時期とあって地元の人々で賑わっていました。また、ここは山頂近くを道路が通っており、公園事務所や公園に駐車場も整備されているためダウンヒル好きのマウンテンバイカーは車搬送を利用してトレイルを楽しんでいるようでした。無料で走れるたくさんのトレイルがこんなに近くにあるのは羨ましいですね。
 
 
このプロジェクトですが7年ほど前から徐々に進められてきたとの事です。経緯としては近年のマウンテンバイカーの増加に伴い不法なトレイルの造成や、シェアトレイルでの他の利用者との摩擦が起きていたようで、それを憂慮した政府機関がアメリカより専門家として国際マウンテンバイク協会(IMBA)のスタッフを招いて現地の視察/評価ならびに問題の解決方法を提案してもらったのが始まりのようです。その後毎年少しづつトレイルのデザインの改良や、新しいルートの開拓、看板等での注意喚起や利用の仕方をシステム化し現在に至っています。
 
今回はその7年間IMBAのアジア人スペシャリストとして関わってきたシンガポールのダートラクション社のHM氏よりお誘いを受け、お手伝いに行ってきた次第です。このHM氏は北海道のマウンテンバイカーには馴染みの深いニセコエリア、倶知安町旭ヶ丘スキー場のフロートレイルの当初の造成もお手伝いいただいたトレイル造成のプロフェッショナルです。旭ヶ丘のフロートレイルは現在は若干形が変わってしまいましたがご存じない方のためにムービーを貼っておきますね。
 
 
 
現地に着いてからはまず現状の評価をしました。これは以前ダートラクションでデザインしたトレイルを現地スタッフが実際造成したものを確認したり、プロジェクトの進行状況を確認したりと視察や現地の方とのコミュニケーションを図ります。初日圧巻だったのは現地は非常に乾燥していて(冬の香港はドライです)、土壌に湿気がなく木材の利用も難しいので岩や石を敷き詰めるロックアーマリングというテクニックを使うのですがその岩3トン!をヘリコプターで運び入れる事でした。ヘリコプターのチャーター料金を考えると高価な岩ですね。
 
 
滞在中にはボランティアによるトレイルメンテナンスデイや現地スタッフのトレーニングのお手伝いもさせていただき、その土地に合わせたアプローチの仕方等新しい発見もありました。
 
 
さて、気になる香港でのMTBライディングですが初心者用の景色のきれいな溜め池の周りを回るクロスカントリーコースから、中上級者向けフロートレイル、ハイスピードのダウンヒルがあり様々な方が楽しめることでしょう。地元のライダー達との土曜日のグループライドは格別で朝早くに集合して3〜4時間位のライドを楽しみました。途中古くから地元の人やハイキングの人達しか行かないような東屋で休憩がてらお茶を飲んだり、ライドが終わった後はヨットハーバーにある海の見えるカフェでみんなでビールとランチ、最高ですね!なかなか香港の街中にいると気がつかない田舎の大自然是非味わってみては如何でしょう?ちょうどこの12月くらいから4月までが乾燥していて気温も高くなく過ごしやすく、逆に春から夏にかけては雨も多く気温も高いのでアウトドアには向かないようです。現地にはレンタルバイクもありますしMTBガイドが車搬送まだ含めてアレンジしてくれます。英語になっちゃいますが、さらに気になる方は香港MTB協会のサイトへどうぞ。
 
 
ちなみに香港といえばグルメ!街中の食堂はどこも安くて美味しかったです、個人的には牛すじ煮込みがお気に入りでした。そして上の真ん中の写真はキャノンデールのイタMTB、よく見ると初音ミクがいます。宿泊したのはパンダホテル中もパンダだらけの不思議なホテルでしたが下層部はショッピングモールになっていてAeonがあったり日本人のお客様も多かったです。ちょっと都市部から離れますが空港と自然公園の中間にあり便利でしたね。香港また機会があれば是非訪れたい土地の一つになりました!
 
是非皆さんも機会があれば香港でのMTB試してみてください!
 
Happy Riding ! 
 
(注* 記事の中の内容はあくまで関係者から伝聞で知り得た情報をお伝えしていますので正確さは保証し兼ねます、もし訂正が必要な場合はご連絡いただけると助かります)。
 
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